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できないものはできない。

山本です。

タイトルからすると、できないことは諦める。
といった意味にとられそうですが、まったく違います。

自分にできることを明確にする。ということです。
自分にしかできないことに時間を集中するということ。

たとえば、私は和幸建装リフォームを1人で経営しています。
ご存知の通り、たった一人です。
私のことを知らない人は、1人で2億もの売上は無理だと言い切ります。
たとえ受注することはできたとしても、それをさばくことなんて無理だ。
積算・発注・管理を1人でなんて到底無理だ。
その通りです。1人でそんなことしていたら、寝る暇も無い。
しかし、私は8−18時までしか働かない。
夜はほとんど、クライアントさんの電話相談に時間を割いている。
なぜそんなことができるのか?
それが、先ほどの答えです。
自分の置かれているポジショニングを明確にしているから。
自分のできることにだけに時間を集中させているから。

自分のミッションとクレドを明確にし、各分野での契約社員がいる。
いわゆる私の分身だ。
私の商売に対する考えを理解してくれているチームなので、スムーズにことが運ぶ。

では私のポジショニングは何か?
それは、
「選んだお客様に時間を掛け、不安と不満を聞きだす。それを形にするためチームメンバーに伝える。」
これだけだ。ほとんどの時間をこれだけに使っている。だからこそ可能なのだ。

話は変わるけれど、私のブログをお読みになっている人が、
よくこんなことを言ってくれる。
「ブログを書くのって大変でしょう。いったいどれくらいの時間が掛かりますか?」

私はいつも幸答える。
「配送もあわせて20分くらいです。」

そうすると、
「到底、私には真似ができない。書くネタもないし、指が止まってしまう。」

その気持ちはよく分かる。ネタ探しについては、次回お話をするとして、
これも同じことだ。何もあなたが書くことはない。
人に書いてもらえばいいだけのこと。
あなたは自分の伝えたいことをICレコーダーに吹き込んでしまえば、
5分程度の話でこれくらいの文章にはなる。
(私は自分で書いてますよ。)

あるいは小冊子にしてもそうだ。他人にいちから頼もうとするから、
あなたのオリジナルにはならない。
しかし、テープに吹き込んでプロのライターに頼めば、立派なオリジナルが出来上がる。

このように、自分にできないことを素直に認めることによって、
自分のしなければならないことかせ見えてくる。

自分ができない。できない。どうすればできるんだろう。
と考えるだけで潰されてしまう。時間だけが経ってしまう。

自分のできることを明確にして、明日の一歩を考えるほうがよっぽど進歩が早いということだ。

コメント

人はとかく自分に出来ないことを何とか出来るようにしようとしてしまうものだと思います。

そして、自分にはたいして出来るものはない。
とも思ってしまいます。

最近、自分で出来ることを発見できたように思います。
どうなるかわかりませんが、とりあえず取り組んで行こうと考えています。

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