« 頑張っているのはあなただけじゃない。 | メイン | 全ての出会いは必然の中にある。 »

信念を曲げる!?

山本です。

1週間ばかりお休みをいただいてました。すみません。
また、頑張っていこうと思っています。

さて、最近政治のニュースを見ていると、自民党の復党問題が
大変大きく取り上げられています。

例の小泉前首相の「郵政民営化問題」で反対票を投じた自民党議員。
いわゆる造反組です。

安倍総理になり、彼ら造反組を復党させるか否か?ということで、
連日マスコミが大きく取り上げ、国民の世論を集めている。
賛否両論だけど、その焦点になっている一つが、「政治家としての信念」。

たった1年程度であれほど民営化に反対したのに、簡単に覆すのか?
それほどまでして、自民党に復党したいのか?

そんな意見に対して、やれ信念がない。と批判が起きている。
復党を希望した議員の言い訳もいろいろある。
選挙で自民党が圧勝し、郵政民営化が法案として認めらた。
これを国民の「民意」としてとらえ、考え方を変えた。
あるいは民意を尊重した。ということだ。

本音のところはどうだろうか?

自民党に復党すれば、党から出る援助金。
選挙に絡む援助。
そして、無所属では、政治活動ができない。
このような本音が彼らにはある。

もし、彼らがこのような考え方で、復党を考えているならば、
信念はまったくないと言うことだろう。
国民の大多数が非難するのもうなづける。

しかし、単に郵政民営化の意見を変えたことを信念を曲げたと言えるだろうか?
私はそうは思わない。

人間の意見、考え方は変わるものだ。もっと言うならば、変えなければならないと思う。
いつもグローバルな考え方を持ち、耳を傾ける。
信念はもっと深く、心の中にある、【生き様】だと思う。

私の郷土の偉大なる先人。坂本龍馬。
龍馬は、恩師である、勝海舟との出会いで人生が大きく変わった。
海舟との出会いがなければ、龍馬の人生は大きく違っていただろう。

龍馬は勝海舟を斬るつもりで会いに出かけた。
しかし、勝海舟の懐の大きさ、先見性、そして考え方に大きく心を動かされ、
その場で勝海舟へ弟子入りを志願した。

竜馬の偉大なるところは数あるが、その中でも考え方を変えれる、
受け入れられるという人生観がある。

信念は曲げてはならないが、考え方は常に変えれる度量が必要だ。
凝り固まった意見のみを持ち続けるのではなく、多くの人と出会い、
その意見、考え方を聞き、自分が変化していくことは極めて重要だ。

昔からの常識だけを持ち続け、変われない人は人生を変えることはできない。
常に新しい感性を持ち続け、受け入れられる非常識を持っていれば、成長し続けられる。

今回の郵政民営化による、復党問題は、決して信念の問題ではない。
ただ、彼がが本当の信念を持っているかは疑問であるが、、、。

あなたは自分の常識を破れますか?
本当の信念を持ち続けていますか?

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)