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価値を売る。

山本です。

今、名古屋に来ています。
クライアントさんのところへ訪問コンサルティングに
お伺いしているのですが、大変熱い1日をすごすことができて、
少し興奮しています。

今日盛り上がった話題のひとつにお客様に何を伝えていくか?
ということで話の輪が広がりました。

私たちの仕事はリフォームです。
当たり前のことですが、現在抱えている住まいへの不満を劇的に解消し、
新しい生活の創造をする。

そして、それに対して対価の報酬を得る。
時として、その住まいの変貌にお客様が感動して、
涙を流して喜んでくれる。

私たちが仕事をしていて本当に喜びを感じる瞬間です。

では、お客さんは、その仕事の良し悪しに、そしてその仕事に対して
お金を支払うのでしょうか?

それは、少し違うと思います。

お客様は何に対してお金を払うのでしょう?

それは一言で言うと「価値」に対してお金を支払います。

この価値とはいろいろあります。
プランニングの価値。
仕事をする職人の価値。
価格に対する価値。
満足感に対する価値。

それは人様々で違います。

しかし、今お話した価値はすべて結果論です。
どういうことかというと、仕事を終了し、完了してすべてが分かること。

つまり、契約をした時点ではまだ分からないこと。
判断できないことだということです。

私はお客さんが決めるのは、提供する人間の価値に対して、
お金を支払うんだと思います。

契約までに、お客さんと対応する人間の価値がすべてを決める。
と言っても、過言ではないと思うんですね。

その価値を信じるからこそ、契約してくれるし、提供されるすべての
クォリティを信じることができる。

であれば、商売をするときには、どれだけ自分の価値を相手に
納得させることができるかがすべてと言えないだろうか?

逆に言い換えれば、自分の価値を納得できない人、
認めてくれない人とは商売はできない。

そして、契約を決定するポイントとして、担当者の価値を最重要視をする
お客様としか付き合ってはいけないということではないだろうか?

では、価値とはなんだろう?

泥臭い言い方だけど、それこそ、その人の「生き様」だし、「魂」だと思う。
そこに感動してくれる人は、価値を見出すことができると思う。

商売に、「生き様」とか「魂」を映し出すことは、金儲けだけでは絶対できない。
金儲けも大事だけれど、自分の商品を提供することで、
どれだけお客様の幸せを考えられるか?

そのことを最優先させることであり、
そこに最上の喜びを感じなければならない。


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