明けない夜はない。夜明け前が一番くらいのだ。
山本です。
とにかく貧乏でした。
とにかくお金が欲しかった。
とにかくお腹の底から笑いたかった。
のっけから暗い事を書いてしまいましたが、
皆さんもこんな事はありませんでしたか?
私の周りには、すごい方がたくさんいらっしゃいます。
業界を問わず、成功を納め、ますます躍進を続ける方々・・・。
ですが、私を含めてほとんどの方が過去大きな苦しみを抱えていました。
私は、家族の反対を押し切って、倒産・夜逃げ・自己破産という、
恥ずかしい過去をカミングアウトしてしまいました。
公開した事を後悔はしていません。
このことによって勇気を与えられればいいからです。
私がHPで一番伝えたい言葉の一つに「生き様」があります。
机上のコンサルタントではなく、実践者としての生き様です。
先ほどお話した、私の周りの躍進を続ける方々。
その人たちに共通するすべてのキーワード。
それは、「怒り」です。
そして、その落としどころである「生き様」です。
貧乏のどん底にいるときはいつもこう思ってました。
明けない夜はない。いつか朝が来る。
もしかすると、今夜明け前かもしれない。
夜明け前が一番つらいのだ。暗いのだ。と・・・。
こうして自分を奮い立たせていたのですが、
奮い立たせるだけではダメ。
奮い立たせても前進させる原動力・パワーが生まれない。
もしかしたらダメなんじゃないかと、弱気になってしまう。
弱気になると、夜明け前だと思っていたのに、
もしかすると、夜中ではないのかと、気が重くなってしまう。
そんな気持ちにパワーを持たせるのが、「怒り」だ。
たとえば、私の怒りのパワーの矛先は債権者だった。
人様に迷惑を掛け、怒りの矛先とは大変失礼な話だと思う。
逆に私への怒りが渦巻いている事だと思った。
もちろん、本当に怒りの矛先にしたわけではない。
自分の心のパワーにしただけ。
怒りのパワーは本当にすごい事だと思う。
かの神田昌典先生も怒りのパワーを持ち続けたらしい。
私は、「今に見てろよ。見下した人間を札束の上から見下ろしてやる。」
という、悪のパワーを自分の原動力としたのです。
今考えるとなんて失礼な事だろうと思いますよ。
だって、迷惑を掛けたのは自分自身なのですから。
ただ、私が言いたいのは、目標設定をした後、
その目標・夢の実現を短期間でする魔法の力があることを
知ってもらいたかっただけです。
貴方も怒りのパワーを是非利用して欲しい。
ただ大事な事があります。
それは、目標・夢が実現した時、怒りの納め所。
つまり、「落とし所」を考えなければならないということです。
いつまでも怒りのパワーで進み続けると、悲しい結果が待っています。
それは、権力者になってしまうという悲しみです。
家庭・社内そして、社会の中においても権力者になってしまいます。
この落としどころについてはまた後日。