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緩やかな階段を設定する。

山本ですB

前回から始まった、スーパーセールスマンへの道。
2回目の今回は緩やかな階段を設定する。

お客様の不安材料と不満材料が多ければ、多いほど
考えればセールスがやりやすいと説明しました。

それでは、その不満と不安の数がもし多いとすれば、
それを解決させてあげるためにどれくらいの時間が掛かるだろうか?
世に言うスピード営業。
【お客様の購買意欲が高いうちに売る。】
これがセオリーになっている。
本当にそうだろうか?
購買意欲が高ければ、それだけ不安と不満を解決しなければならないはずだ。
そのためには価格帯にもよりけりだけど、時間が大切なはずだ。
不満も不安も完全に消されていないとすれば、あなたと契約はできないはずだ。

たとえて言うなら、これは男女の恋愛・結婚の話に似ている。
たとえばあなたの芸能人で好きな人は誰ですか?
その人が目の前に現れたとしましょう。
すぐに結婚を決めることができますか?一生の問題ですよね。
私だったら簡単に決めることなんてできません。
恋愛期間を長く取り、本当に自分合う人なのかどうか?
人生観・経済観念などなどたくさん確認しあって始めてこの人だと決める。
つまり、不安と不満を解決する時間が必要なのだ。

であるとするならば、(不安と不満を解消する)この時間は
きわめて重要であり、緩やかでなければならない。

山登りを考えて欲しい。
急な上り坂であればあるほど上りにくいだろう。

課題がたくさんある問題について考えて欲しい。
解決するために1日でできるか?

このように一つ一つを解決するために、
緩やかな階段を設定すれば自然と上れる。解決できる。
金額の高いものほど解決しなければならないことが多いはず。
急がば回れとはうまいことを言ったものだと思います。

不安と不満を緩やかな階段を設定して解決する。
これがスーパーセールスマンへの道のりだ。

ひとつだけ加えるならば緩やかな階段を上るのはあなたか?
それともお客様か?
どう考えますか?
次回私なりの答えを言いますが、皆さんも考えてください。
皆さんの回答をコメントいただければ幸いです。

コメント

どちらもじゃないのですか?

ちょうど、左と右に階段がある左右対称の山形になっていて、お客様、自分がどちらかそれぞれから階段を登り、どちらが先に上がりすぎてもダメ!

お客様が上がりすぎで一人で盛り上がってもイケナイし、本質を見逃してしまう。

かと言って、営業が登りすぎで、上からお客様を観るのもダメ!かといって、ペースがお客様より遅すぎるのもイケナイ。

お互いのペース、呼吸をつかみ、頂上でお互いが握手するときが契約であり。呼吸も乱れず、ケガもなく、気持ちよく頂上から、一緒に景色を見渡せる!!

こんなんでましたけど?

でも、どちらか先かと言うと、お客様が1段というより、半歩先に登るほうかなぁ!

正解?ハズレ?


けんちゃん

山で例えるなら、周りにいくつもの山がある、高さも違えば、色、形、全て。
登る道ごとに違っている山々がある。
そんないくつもの山に囲まれている。

すり鉢の底にいるような感じ?と言えばいいんでしょうか???

自分は案内人役みたいなもので、例えば
『どの山にしますか?』
『あの山の頂上もいい眺めだと思いますが、どうしますか?』
『そこを通るよりこちらの方が楽ですよ。』

一歩ずつお客様に確認しながら、一歩先に登る。
お客様が必要であれば、手を差しのべながら登る。

楽しく会話をしながら、その中でもお客様には登っていきたい山の頂上はどれかを確認しながら登る。

案内人であるので、だいたいの山は登って知っている、少なくともお客様よりは。
だけど、お客様によって登る道、登った時のお客様と見る景色は違う。

全然登ったことがない山を希望されたら、先にかなり前まで自分で確認しに行って、またお客様のところに戻ってきて一緒に自分は一歩先を登っていく。

ってな回答です。

う〜ん。もう少し分かりやすい文章で表現したいものです。ちゃんと伝わるでしょうか?

山本社長なりの答え楽しみにしてます!

お客様のために緩やかな階段を構築するのが課題と思っていました。違うのですか?
緩やかな階段とは具体的に何なんでしょう?
無料オフォーを使うのが2ステップ。
3ステップ目はなにをすれば良いのでしょう?
4ステップ目はなに?
5ステップ目は?
しっかりとした階段が出来、スムースに機能し始めたとき一つのビジネスモデルが完成するのではないでしょうか?

はじめまして 山本社長。
ブログを最初からずっとみさせていただいていますが
ようやく勢いつけて、ご連絡を取ることができました。

私からすると一緒にお客様と登っていくものだと思います。介護の付き添いで、お年寄りのそばにいるケアマネージャーさんのような存在だと思います。

私もリフォームをしていますが、
今現在、マスコミ報道もあってか、そうでないかは別にしても、かなり警戒心が強くなっているのは受け止めなければならない現実のように思います。
お客様は、工事の内容をご存じない方も多いですから
一つ一つ確認作業を怠らずにやっても、やりすぎでないくらい慎重にならなくてはなりません。

ずっと手をとり、要望、思いを聞き解決しながら
一緒に階段を登れる関係になれれば、お客様といい関係を作れると思います。

お返事楽しみにしています。

今回はむずかしいですね。

緩やかな階段は、自分が上らなければいけないと思います。
お客様を緩やかな階段に導いて一緒に上ることが出来れば、工事をしてもいいと思いますが、
緩やかな階段を上がれなかったら、後々何らかのトラブル(クレーム)が起きる可能性が高いのではないでしょうか?

お客様は不安や不満があったとしても、それは業者が解決してくれるものだと、解決してくれて当たり前だと思っているように思います。
ですから、仕事を取ることを優先して自分が急な階段を上がったら、お客様はそれについては来るでしょうが、
後々トラブルが出てくる可能性が高いと思うのです。

そう考えると、自分で上ろうとしている緩やかな階段に、
お客様がついてきてくれなかったら、お客様を導くことが出来なかったら
「その仕事はしないほうがいい」ということも言えると思います。

う〜ん。。。
いかがでしょうか?

山本社長の答えを楽しみにしています。

いつも楽しみに読ませてもらっています。

私が考える山の登り方は、
横に並んで同じ坂道を進んで行くイメージです。

横に並んでいるので、話をすることはできます。
地図を手渡してあげることもできます。
危ないところを教えてあげることもできます。
少し登りにくそうなところでも、上り方を教えてあげたり、
違う道を教えてあげることもできます。

ただ、ひとつだけできないことがあります。
それは、登ることに手を貸してあげることです。

手をひっぱってあげたり、
後ろから押してあげたり、
ましてや、おんぶして登ってあげたりすることはできません。

つまり、お客様は自分の足で登らなくてはならないのです。

セールスマンはお客様を応援することはできても、
本当に山に登るのは、お客様自身だからです。


山は、まっすぐに登るととてもきつい斜面です。
でも、ジグザグに進んだり、
横や斜めに進んでいく(ちょうど渦を巻くように山の斜面をなめるように進む感じです)、
そうすると、楽に登れます。

その道先案内をするのがセールスマンの役割かなと思っています。

次回のお答え楽しみに待っています。

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