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お客様に何を伝えるべきか?

山本です。

世の中不景気なのか、どの業界でも価格破壊ですね。
価格破壊という言葉が死語になるくらい、どこでも安売り。
安売りはある意味、消費者にとってはいいこと。
しかし、ただの安売りをしても絶対にだめだと思う。
価格競争自体が、自分の首を絞めることにもなりかねない。
また、ただの安売りだとそういうお客様しか集まってこない。

さらに安さ感になれたお客様は、ただ安いだけでは満足しない。
商品に対するクォリティーも当然求めてくる。
つまり、安くていい商品というわけ。

もしあなたが他店が安くしているからといって、
安くするのであれば、それは無益な戦い。
自ら倒産への道を突き進むことになってしまう.。
さらに安くしていても圧倒的に儲かっている会社もある。
それはなぜだと思いますか?

安くできる理由があるからです。
あるいは安く見せる技術を持っているからです。
私の友人である、アルルホームズ明るい鰍フ安倍社長は、
世で言うローコスト住宅を売っている。
安倍社長の会社は茨城にあるのだが、注文木造住宅を80棟、10億円を売り上げている。
皆さんの中にもご存知の人はたくさんいらっしゃるでしょう。
彼の会社は10名足らず、それも営業マンは3人。それで10億!!

さぞかし安く販売しているのだろう。
あるいは、利益率を落としているのだろう。
販売方法がうまいのだろう。と思うことだろう。
あるいは、ローコストだからそれなりの住宅だろう。と思うに違いない。
しかし、彼の造る住宅は確かに安いが、その仕様・豪華さはとてもその価格のものとは思えない。
それも圧倒的な利益率を達成している。

もちろん彼自身大変努力をしている。
原価・マーケティング・セールスなどこと細かく徹底されている。
なるほどトップになるわけだと思う。
しかし、本当にそれだけだろうか?
違う!違うのである。

ローコスト系の住宅販売会社はたくさんある。
それをノウハウとして全国展開しているところも数知れない。
しかし、そのノウハウを駆使しても成功しているのは20%くらいらしい。
私の地元にもローコストを売りにしている住宅販売業者はごまんといる。

しかし、長続きしない。
1-2年程度成功しても撤退している会社が目に付いてしまう。
たとえば、坪30万で売り出したら、他店が28万で売り出す。
チラシも真似をされる。結局安いところが勝つんだと思い、
体力のない会社は撤退する。

安倍さんの地元でも同様。価格を落としてくるライバル、チラシを真似るライバルが多数いる。
それでは安倍さんは撤退したのか?
売り上げが減ったのか?あるいは、価格を落としたのか?

一切そんなことはしていない。なのに今でも圧倒的だ。
それはなぜか?

そのヒントが彼のミッション・生き様に表れている。
「この世の中に、住宅は高いものだとあきらめている人が一人でもいる限り、
私は業界の常識と戦い続ける。すべての人に夢を与えて生きたい。」

ローコストのノウハウを学べば、売り上げがあがると考える人と、
安倍さんとの差はここです。これがすべてだと思います。

マーケティング・セールス・社員教育など、すべてにわたって安倍さんの魂が乗り移っている。
それがお客様に共感を生む。どんなライバルよりも安倍さんを選ぶ。

もう一度あなたの会社のすべてのスキル・ツールを見直してください。

魂がこもっていますか?

コメント

魂を込めるということは中々簡単ではない!と最近つくづく思います。
あれも、これもと思い悩んで詰め込んでいく途中で、他の人と似たものに...。

ん〜オリジナルなものを打ち出したい!
まだまだ試行錯誤の毎日です。

成功者の話を聞くのが成功への近道だと言う。
しかし猿真似ではダメだという。
パソコンにMISSIONとCREDOと打ってみる。
しかし山本師のようなものは出来そうにない。
とにかく実践だと思う。「毎日が実践」と机に貼る
しかし水の出ない井戸を掘っているのではないか?と不安になる。
夜明前なのか、闇はもっと深くなるのか?
私のNLは読まれているのか?魂を込めているか?
何から手をつけるべきなのか?

早く事業が廻って行く仕組みを作りたいとあせる。

思いつくままにコメントしました。失礼しました。

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