明確なる理由を持つ。
山本です。
スーパーセールスマンへの道の最終回です。
前回、問題を出していました。
その問題は、”お客様目線”
あなたとお客様が同じ高さで向かい合っている。
これはお客様目線か?違うか?
違うのであれば、どのようなものが本当のお客様目線か?
それでは私なりの答えをご説明します。
この答えがあっているかどうかは、
皆さんで考えていただければいいと思っています。
答えはNOです。
向かい合っていてはだめだと考えます。
本当のお客様目線とは、
同じ高さで同じ方向を見てあげる。ということだと考えます。
たとえば、子供たちのことを考えましょう。
子供をしつけるときにただ怒ればいいですか?
違いますよね。子供がいったい何を考えているのか?
そして、子供たちの考え方はどうなのか?
どう感じているのか?どうすれば理解してくれるのだろうか?
こうしたことを考えるときは、大人の目線の高さではだめです。
子供たちと同じ目線の高さになって、子供たちの世界をのぞいてあげることが必要。
こうすることによって、今まで見えてこなかったものが初めて見えてくる。
ただ、向かい合っていたのでは、相手が何を見ようとしているのか、
理解することは不可能。
同じ方向を見てあげることによって、相手の見ている物、見つめているものが分かる。
これと同じように、同じ高さで同じ方向を見て、初めて相手を理解することができる。
それでは具体的にどのようにすれば、お客様目線を感じることができるか?
これは極めて簡単。
相手の立場ということは相手と同じになればいい。
具体的に言うと、
私ならどのようにしてくれれば、相手を好きになれるだろうか?
私ならどのようにしてくれれば、相手を信用することができるだろうか?
私ならどのようにしてくれれば、購買を決定できるだろうか?
このように私なら・・・と考え、○○の文字を変えればいいだけのこと。
このようにいつもお客さん目線を意識することが大切である。
最後にもうひとつ大事なことがあります。
それは、”明確なる理由”です。
人間が行動を起こすとき。あるいは促すときには必ず理由付けがある。
○○で○○だから○○をする。
この”○○で○○だから”が明確なる理由。
あなたでも何らかの行動を起こすときには、
必ず、自分が納得しなければ行動を起こさないはずですよね。
であれば、いかなる場合でもお客様も同じ。
お菊様に行動を促すときには、明確なる理由をつけて
説明することを忘れてはならない。
ここまで全6回にわたって、スーパーセールスマンへの道というタイトルで
お届けいたしましたがどうでしたか?
いつでもご質問を受け付けます。
スーパーセールスマンへの道
「選んだお客様に緩やかな階段を設定し、
いつも、お客様目線で明確なる理由を持って、
不安と不満を解消すれば、受注率は100%となる。」
そして、お客様にあなたの生き様と魂を見せることができれば、
あなたは業界のカリスマになれることでしょう。
コメント
いつも楽しみに拝読しています。
男女の関係ですね、まさしくこれは。
つきあっているときは向かい合う
結婚してからは同じ方向を二人でみる。
山本社長の『ビジネスは恋愛だ』に納得。
投稿者: てつ | 2005年08月03日 22:40
スーパーセールスマンへの道!
全て拝見させていただきました。私にとって、とても深い内容で、なるほど!と思わされる所がいくつもありました。
私にとってまだ、険しく厳しい道かも知れませんが、自分なりに考えて、自分で緩やかな階段を作ってたどり着くようがんばります!
まずは出来ることから始めて行きます!!
追伸〜
ブログに書き込むと送られてくる山本社長のメールはいつも楽しみです。励みにもなっています!
ありがとうございます!!
投稿者: たまひろ | 2005年08月04日 10:20
「スーパーセールスマンへの道」
とても勉強になりました。
このところ一生懸命チラシを作ってました。
やっと今日完成したのでひと段落です。
反応があるかどうかはわかりません。
でも配ってみます。
内心ドッキドキです!
投稿者: アンリ | 2005年08月04日 16:11