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あなたはチームにとって大切な人だから・・・。

山本です。

台風が接近しています。
強い雨・風が窓をたたきつけています。
四国は今年梅雨らしいものがなかったので水不足。
高知はそうでもないけれど、瀬戸内側では、
このままではダムの水が底をついてしまう状態だった。
そういう意味では恵みの雨。
均等に降ってくれれば、こんなことにならないのに。
早く秋晴れの空が見たいものです。

1週間のご無沙汰です。
この1週間はかなりハードでした。
言い訳はいつも「忙しい」。
人には実践・実践といっているのに、反省です。

さて、チーム作りについてお話をしなければなりません。
少し話がずれるかもしれないけれど、
あなたにとって大事な人。身近な人。
例えば、奥さんやご主人。親・兄弟・家族・親友。
そんな人たちの態度がおかしかったり、変だったりすると、
きっとあなたは、それに気づき「何かあったの?」と声を掛けるでしょう。
これと同じように、社員さんであったり、チームメンバーの誰かが、
最近何かおかしい。ということがあればきっと気づかれることでしょう。

また、社員がいかにもやる気がなさそうだったり、失敗を繰り返す。
遅刻や欠勤が増え始める。不平・不満が社内に増え始める。
そんな時、社長だったらどうだろう・・・。

社長・経営者・上司の立場からものを言うと、きっとこうなる。
「何をやってるんだ。そんなことではだめだろう。」
辞めたい。という社員がいたら、
「やめてもいいぞ。しかし、そんなことをしていたらいつまでたっても初任給だぞ。」

私がそうだった。
以前、親父の跡を継いで、2代目社長になった時、
最盛期で11人の従業員を抱えていた。従業員の数にかなり満足していた。
お山の大将というか、某国の独裁者のように、権力者になっていた。
いつも従業員を見下し、自分の家来のように・・・。
誰が苦労をしていると思っているんだ。
誰が仕事を取ってきている。給料を支払っている。
そう考えていた。社訓は社長のエゴだった。誰も理解してくれない。

今はそうは思わない。社員はいないけれど、チームメンバーがいる。
そして、そのチームメンバーに、何か不平・不満を感じたときはこう声を掛ける。

「最近、何かあったのかな?どうも様子が変なんだけど、
今日、時間をとってくれると、ゆっくり話ができるんだけど。」

そして、
「わざわざありがとう。あなたはチームが仕事を遂行する上で、
とても大切な人だ。あなたがいなければ、チームが成り立たない。
最近、何か様子が変だけど、何かあったのかな?
仕事の上で何か不平・不満があれば、
そのすべては解消できないかもしれないけれど、
力になることはできると思う。もしよかったら、話してくれないか?」

このようにチームにとって大切な人だと伝えることが一番。
上から見下しては絶対だめ。仕事を遂行するためのチームメンバなのだから。

もし、この場で何も話してくれないようであれば、チームメンバーとして適さない。
しかし、不平・不満が利己主義的なものでなければ、きっと素直になってくれる。

次回は、この続きとして、分かり合えたチームメンバーと、
次のステップへ進む方法をお伝えしようと思います。

コメント

いつもメルマガ楽しく拝見させていただいています。
この独裁者にならないというのはとても大事ですね。
以前ある車のメーカーに勤めていた私も業績が良く独裁者になりかけたことがありました。独裁者だったかも(笑い)。そのときの私の尊敬する上司に言われました。商売も、仲間も、家族も、人間関係は”半ば人の為、半ば己の為”与えるのが先!!と。思い出させていただきました。とても勉強になります。

人間関係って難しいです。
たった二人だけでやっている会社なのに、相手が何考えてるのかわからない。
そして、
「オレがこれだけやってるのに、何してるんや!」
っていう気持ちが湧いてくる。

先日ある人に相談したら、
「全ての原因は自分だよ」
と言われました。

何で?
凡ミスしたのはあいつなのに?

自分にもまったく非が無いわけではない。
それを認めたくないだけ。。。


これからしっかり話をしようと思います。
今回のブログも勉強させて頂いています。
ありがとうございます。

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