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孫悟空はなぜスーパーサイヤ人になれたのか?

山本です。

皆さんは、人気漫画「ドラゴンボール」をご存知ですか?
知っていらっしゃる人も多数いるだろうし、知らないという人もいらっしゃるでしょう。
原作は、もう10年くらい前になるのですが、週間少年ジャンプに連載された、
鳥山あきら氏の漫画。
まぁ、「ドクタースランプあられちゃん」と同じ作者と言えば、ご存知の方も多いでしょう。
私のクライアントで一人漫画オタクがいますから、彼に語らすと多分3時間は、
語ってくれるのではないでしょうか(清ちゃん、あなたですよ。)?

ストーリーについて、ここで喋り始めると、とてつもなく長くなってしまうので、
ここでは割愛しますが、要は、孫悟空という、主人公が数々のライバルと戦いを重ね、
そのたびに成長をしていき、多くの仲間たちを増やしていくというファンタジーです。

うちの子供も大ファンで、単行本からDVDからやたらと見ています。
私も連載当時、少年誌だというのにずいぶんとはまった一人でした。
ある、社会的地位の高い、博識の評論家に言わせると、子供に読ませたい、
あるいは見せたいアニメをひとつあげるとするならば、この「ドラゴンボール」を
あげるといってました。

その訳は・・、
◇孫悟空が小さいときから、どんどん強くなっていくのですが、そのたびに、壮絶な
「努力」をしているところ。それを漫画の中で努力の大切さを表現している。

◇孫悟空が多くの敵・ライバルと向き合うが、そのときに人間としての成長を表現している。

◇一部の悪をのぞいて、敵であった相手が、孫悟空と戦いを重ねるに連れ、改心し、
やがて仲間となっていく。

こういったことが、推奨できる理由らしい。
その博識ある人の話は別として、孫悟空はライバルが現れるたびに、努力を重ね、
力の限界を超えていく。
分かる人にはわかると思うけれど、孫悟空は、サイヤ人と言う宇宙人。
サイヤ人は戦闘民族といわれ、戦いを好む異性人。孫悟空は、そのサイヤ人の中の劣等生だった。
しかし、戦いを好むサイヤ人の血が、彼を成長させていく。

とても勝てない相手が現れると、ワクワクする。そして、敵に勝つために限界までの努力をする。
その努力は決して彼にとって苦痛ではない。むしろ、楽しみになっていく。
なぜならば戦闘民族であるがため、戦うことが好きだから。

そのサイヤ人がどうしても越えられない壁がある。
その壁を破ると、1000年に一人という、伝説のスーパーサイヤ人になる。
孫悟空も努力を重ねるがスーパーサイヤ人にはなれない。
これが彼の限界か?

限界の力を身につけた孫悟空も越えられない壁があったが、
ある日、突然スーパーサイヤ人になる。
仲間を殺された「激しい怒り」からスーパーサイヤ人になるのだが、
これは決して予期していたことではない。突然の変異だった。ある意味、突然気づいたというべきか。

さて、ここまでお話しして、あなたにとって何かヒントになることはありませんか?

人はみんなそれなりの努力をします。当然であるが、その努力に結果を求める。
結果が出なければあきらめたり、怠ったり、止めたりする。
なぜならば、その努力に「苦痛」を感じるから。
しかし、好きなことであればどうだろうか?努力も苦痛にはならないだろう。
あなたは何のために、誰のために仕事をしていますか?
私は自分のために仕事をしています。仕事をしている自分が一番輝くし、
何よりも一番好きなことだから。だから努力を苦痛とは思わない。
結果が出なければもっと努力をすればいいだけのこと。
一生に一回くらい歯を食いしばって死ぬつもりで努力してみなさい。
死ぬなんて事は絶対ありえないから。

死ぬほどの努力をして、自分の限界まで頑張ってみる。
そうすると、不思議な現象が起こる。
それは、今までなんでこんなことに気が付かなかったんだ、ということに突然気付くことだ。

プロスポーツ選手が、突然開眼することがある
昨日までできなかったことが突然できるようになる。
それに似た現象だ。

あなただってスーパーサイヤ人になれるはず。
そのためには自分の仕事を好きになること。その好きなことを死に物狂いで努力すること。

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