頑張ることの本当の意味は?
山本です。
すっかり秋めいてきました。
南国高知でもさすがに朝は布団無しではいられません。
でも、日中はまだまだ暑いくらい。日によってはクーラーがいるくらいです。
これから年末に掛けて、私たちの商売(リフォーム)は繁忙期を迎えます。
今、稼がなければいつ稼ぐんだというくらいの時期です。
仕事に忙しくなってくると、やたら忙しいことを自慢する人がいる。
重要な打ち合わせの約束をしていても、忙しいとドタキャンする人もいる。
また、打ち合わせをしていても頻繁に携帯電話が鳴って、とても打ち合わせが進行しない。
終いには、次の約束があるからとそそくさと席を立とうとする。
何のために会ったのかまったく意味をなさない。
確かに人間だから忙しい日もある。私だってスケジュールをこなすのに、
どうしようかと頭をふさぎこむこともある。
しかし、それは1年間で数える程度。
ましてや携帯電話が鳴り続けて仕事にならないなんて私にはありえない。
だとすれば私は暇なんだろうか?そんなことはない。多忙な毎日を過ごしている。
ただ、時間の配分・段取りは人よりうまいと思っている。
所詮、人間に与えられた1日の時間は、誰でも同じ24時間。
それをいかに有効に使うということだろうと思う。
先程の話ではないけれど、やたら忙しいのを自慢する人がいる。
自分には時間が無いことをさも儲けているように、、、。
確かに儲けている人もいる。しかし、ほとんどの場合、その逆が多い。
自分が時間に追われて、肉体労働をしていること。そして、それを頑張ることと勘違いしている。
本当にお金儲けをしている人の場合、ほとんど働かない。
これはある忌み言葉が悪いが、要は自分を見つめたり、次のビジネスモデルを考えたりする、
有効な時間にもっとも重きを置いて、そこに時間をかけている。
だから自室に閉じこもったり、休日になると白紙の用紙と鉛筆を持って考える。
肉体労働で頑張ることはいいことだ。汗をかくことも重要だ。
しかし、それだけでは決して儲けることはできない。
肉体労働はビールを飲んで寝てしまえばそれでお終い。疲れも取れるが何にも残らない。
頭に汗をかく場合はね肉体労働の何倍も疲れる。
疲れるが、明日以降の自分を飛躍的に伸ばすことができる。もちろん儲けることも。
一生懸命働いて(というより、働かされている。)、時間に追われている人は、
本当の充実感を味わっているだろうか?
そんな人にこう話しかけるようにしている。
「すべてを今中断して、休んでみれば?そこから何かが生まれるよ。」
そんな人に限ってこう言う。
「自分じゃないとできない。とんでもないことになる。すべてが終わってしまう。」
いったい何を不安に思っているのだろう。
いったい何に焦っているのだろう。
確かにすべてをとめることはできないかもしれない。
しかし、一度自分の時間を見直してみたとき、最低でも、
1/3は無駄な時間を過ごしていることに気づくだろう。
そして、気づいた瞬間に次のステージが待っている。