自分の固定概念を外す。
山本です。
寒い、寒いといいながらも、我が郷土は暖かい。
今日でも、小春日和だ。日中で10度以下になることは、
1年間を通じてほんの数える程度。
北国の人達に申し訳ない。
本当に恵まれていると思う。
ずっと昔のことだけれど、高校時代、北海道から転校してきた友達がいた。
少し、青白く、まさしく北国育ちという印象。
彼は吹奏楽部で、トロンボーンを吹いていた。
とても、気の弱い彼だったが、魅力的なところもたくさんあり、すぐに親しくなった。
彼が運動が苦手だった。
ある夏が近づいた日。プール開きとなり、体育時間は水泳だった。
彼はその少し前から顔が少しこわばっていた。
事情を聞いてみると、泳げないという。
泳げないどころか、浮くこともままならないという。
私は我が耳を疑った。
なぜならば四国の人間で、それも高校生で泳ぐことが苦手としても、
浮くことさえできないことは考えられないからだ。
つまり、私の固定概念があった。
「泳げて当たり前。」と。
ところが彼の常識では、それは逆。
よくよく考えてみると彼は北海道出身。
北国では泳げない人はそんなに珍しくないという。
(ほんとかどうかは定かではないが、、、。)
しかし、スケート・スキーはできて当たり前だという。
考えてみれば、それはそうだ。
幼い頃から雪と親しんでいれば当然とも言える。
私たちが川・海と親しんでいるように。
ビジネスについて考えてみよう。
少し、話しが飛躍するかもしれないが、私たちは固定概念。
自分の常識範囲でしか、思考、行動ができていない場合が多々あるようだ。
視点を変えてみるというのはとても大事だということ。
少し距離を持って、自分のことを考えてみることも重要。
固定概念が外れたときは、その人の人生が飛躍的に変わるときかもしれない。