人生が立ち直る不思議なおまじない。
山本です。
死ぬぐらいの体験やどん底を味わった人間は本当に変わります。
それは、もう二度とその時代に帰りたくないから。
二度と失敗を繰り返したくないから。
それでも変われない人間は、「馬鹿は何とか・・・。」になってしまうかもしれません。
逆に、幸せな生活を体験している人は、この幸せを逃したくないと考える。
それもまた真理かもしれませんね。
死ぬほど辛い目にあった。
と言うことをよく聞きますが、これはある意味間違い。
なぜならば、死んだことがない以上、死ぬことに対して、どんな感情か分からないから。
ですから、例えば癌になって、それが初期がどうか分からず、
検査結果待ちの状態であれば、こう祈ることができる。
「神様お願いです。この病気が治るのだったらどんなことでもやり遂げます。」と。
私のごく親しい人にもこうした経験をした人がいらっしゃいます。
その人はこういう。
「どんなことがあっても、死ぬことはないのだから、失敗は恐れません。」と。
つまり、そこまで経験することによって、初めて自分が崇高になれるのだと思う。
自殺をする人が後を立たずに、生きていればきっと言いことがあるのに、と
思うのは他人の考えかた。
本人は死ぬほうが楽なのだから、そこから逃げることしか頭にない。
だからと言って、自殺を奨励するつもりはさらさらない。
自殺を考えようと思っているのならば、こう言いたい。
生きたくとも死んでいく人がいるのだから、その命を分けてくれないか?と。
死ぬほどの体験をし、そこから生還した人はこう考える。
、「生まれ変わったかのような気分」。
しかし、本当に死んでしまったらその後、生まれ変わったり、人生のやり直しはできない。
だからこそどんなことがあっても、逃げてはならないのだ。
惨めに落ち込んでいる自分があるとき、周りの人は慰めてくれたり、
励ましてくれます。
しかし、慰められると、余計にふさぎこんで、どうせ何をやっても自分はとなってしまいがち。
そこで、自分を奮い立たせるためにどんなおまじないがある。
それは、ちょっと極端だけど、自分名大事なもの。
何があっても失いたくないものを想像して、
「自分がたちら直らなければ(成功しなければ、)大切なものが消滅するとしたら?」
と考えてみることです。
私だったら、迷わず家族。
これだけはどんなことがあっても失いたくない。
自分が頑張らなければ、その罰として、子供を失うとすれば、、、と想像したとき、
それは、私にとっては死ぬよりも辛いこと。
だから、このままではいけないと思って、立ち上がろうとする。
このように、少し話が誇張過ぎるかもしれないが、
自分にとって、一番大事なものを失うことになるかもしれないと想像してみてください。
それを守れるのは自分しかいない。
あなたしかいない。
自分の中にある大事なものをを殺す。自分が生きていく上で絶対に失ってはいけないもの。
それは生きていく価値観。
頑張るしかないのです。
コメント
山本さん、はじめまして。
先月どなたかのメルマガでレポートを拝読し、その後メルマガを配信いただいています。
高知は6年前に独立する前までは、3年間ほぼ毎月訪れていました。懐かしいですね・・・
私も、建築関係の仕事で独立し、5年間たったひとりで仕事をしてきました。この間、自ら発案したビジネスモデルでようやく地元でも認められるようになり、お客様にも喜んでいただけるようになってきました。
いろいろと共感するところはありますね!
引き続き宜しくお願いいたします。
投稿者: 若本修治 | 2007年02月06日 22:39