価値感の創造とは?
山本です。
もし、全ての“運”というものは、実は自分の性格が呼び寄せている
と言われたら、あなたはどう思いますか?
病気や事故、離散に借金…。自分の及ばない力が働き、
どうしようもないもの…人は、それが運命だと考えます。
明日雨が降りますと言われれば、雨が降ってくることを
受け入れるしかありません。
それなのに、これを“人生”に照らし合わせてみると、
「これだけ頑張ったのに、全然評価されない」などと、
人生に雨が降ることを許さないような感情に人は支配され、
卑屈になります。
私は、人は “2つの道”が常にあり、瞬間、瞬間に選び
進んでいると考えます。
それは“やりがいはないが、安全で楽な道”と、
“危険で辛いがやりがいのある道”です。
本当の不幸とは、自分でその道を選択し自ら進むことが
できないことではないでしょうか?
どれだけ暗くて冷たい雨に降られても、生きてさえいれば
また道を選んで進むことができます。
自分の背負わされた境遇には、自分が乗り越えるべき
チャンスという道も与えられているのです。
裕福で愛のある両親のもとに生まれ、安全で何の不自由のない
環境で育つ人と、貧困で天涯孤独で危険で不自由な環境で
育つ人では、考え方も、生き方も変わるはずです。
でも、そこに人間としての価値の差は一切ありません。
本当の「価値」とは、自分で見出すものですし、
自分でしか見出すことはできないはずです。