誰のために鐘を鳴らしますか?
山本です。
いつも能動的に行動する。
生き様・魂を見せる。
実践を諦めずに続ける。
などなど・・・。
これらのことは、私がブログを書き続けている永遠のテーマで、
それこそしつこいくらいに、皆さんにお伝えしてきているつもりです。
あまりしつこいので、メルマガ登録を解除する人もいるくらい・・・。
さて、それは冗談として・・・。
もうひとつ、私がいつもクライアントさんに言っていることがある。
それは誰のために仕事をするのか?ということ。
「仕事は楽しくするもの。ワクワクしながらするもの。
そして自分のためにするもの。家族のためにすることも大切。
家族がうまくいっている時はそれでもいい。
しかし、家族の中で何かトラブルがあったとき、家族のためだけになってしまうと、
誰のためにがんばっていると思っているんだ。
誰が稼いでいると思っているのだ。という意識が生まれてしまう。
ある意味、権力者になってしまう。これでは幸せはやって来ない。
仕事は楽しく自分のために、そして最後は社会のためにする。」
格好を付けているかも知れないけれど、これが真実だと思う。
自分のため。そして最後は社会のため。
これに賛同してくれるクライアントさんも多い。うれしい限りだ。
この考えを変えるつもりは無い。
しかし、人間は弱いものだ。弱いから支えが無いと生きていない。
心のよりどころがないと、倒れてしまうことになる。
自分のためにするからこそ、社会のためにするからこそ、
がんばるための、進むための点火材が欲しい。
それこそが家族だと思う。
私は父の会社を継いで、わずか2年で倒産した。
その後も夜逃げに自己破産までした。
普通なら一家離散だ。即行で離婚だ。
さらに羽夜逃げをした後もリストラされ、やけくそで独立。
将来はまるで見えてこなかった。
それでも家族がついてきてくれた。
もしかすると、ついてこざるを得なかったのかもしれない。
もし、一家離散となっていたとしたら、今の私は絶対にない。
断言できる。ノウハウを勉強しようという気さえ起こらなかっただろう。
もちろん仕事は自分のためにしている。
しかし、自分が迷わず、まっすぐ歩いていけるのは支えがあるから。
心のよりどころがあるから。
心の支えは何でもいい。家族だけとは限らない。
恋人・両親・社員・恩人。どんな形でも点火材となりうる。
行動を起こすためのスイッチとなりうる。
あなたは誰のために鐘を鳴らしますか?